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  • 大麦に含まれるβ-グルカンとは
  • 世界の健康表示からみた大麦の健康効果の評価
  • 大麦の健康機能
  • 1.血中コレステロールを正常化する作用
  • 2.食後血糖値を穏やかにする作用
  • 3.プレバイオティクス効果
  • 4.満腹感の持続作用
  • 5.その他の健康機能、メタボ改善作用

大麦β-グルカンのプレバイオティクス効果

1) 機能性の概要(まとめ)

 大麦β-グルカンは、in vitro試験、動物試験やヒト試験において選択的に乳酸桿菌やビフィズス菌などの有益な腸内細菌の増殖を促進することが報告されており、プレバイオティクスの可能性が示唆されている。
 プレバイオティクスとは、消化管上部で加水分解、吸収されず、大腸に共生する有益な細菌(ビフィズス菌等)の栄養になり、これを増殖・活性化することにより腸内細菌叢(フロ-ラ)を改変し、人の健康増進維持に役立つ食品成分のことである。
 なお、大麦β-グルカンのプレバイオティクス効果として下表の内容が報告されている。

表 麦β-グルカンのプレバイオティクス効果

  • (1)「血中短鎖脂肪酸量の上昇」
    ・夕食で摂取することで翌朝の血漿酪酸濃度が上昇する。
  • (2)「呼気中の水素産生促進」
    ・摂取後120分から210分の間において呼気水素濃度が上昇する。
    ・朝食で摂取することで、昼食時、夕食後の呼気水素濃度が上昇する。
    ・夕食で摂取することで、翌朝の朝食後の呼気水素濃度が上昇する。
  • (3)「糞便中の微生物菌叢の改善」
    ・15日あるいは30日の継続摂取で糞便中ビフィズス菌の数が増える。

以上より、大麦β-グルカンは次のような用途での活用が期待されている
・整腸作用:排便促進や腸内細菌叢を改善する食品

2) 摂取による作用機作

 小腸で加水分解、吸収されなかった大麦β-グルカンは、大腸内においてビフィズス菌により利用され、その菌数を増やすことが分かっている。また、大麦β-グルカンは、腸内細菌に発酵され、短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸)を産生促進する。短鎖脂肪酸は、大腸を刺激して蠕動運動を促進し消化管運動を調整することが知られている。その他にも短鎖脂肪酸には、大腸に作用しミネラルの吸収を促進すること、糖代謝や脂質代謝を調整することなどが知られている。

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