大麦たべて、すこやかファミリー 大麦食品推進協議会

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大麦の機能性表示食品

1.機能性表示食品の実際

 機能性表示食品は平成27年4月に発足しましたが、3年以上経過した平成29年10月現在1000件以上に達しています。本制度は機能性に関する科学的根拠や安全性などについては販売する企業などが責任を持つことによって成り立っています。消費者庁に提出された書類が整備されていれば、販売が許可される制度ですので、機能性に対しては国が承認したものではありません。
 平成29年10月9日現在、1000件を超える食品が販売の許可を得ております。対象となる食品は、サプリメント形態の食品、加工食品、生鮮食品の3種ですが、大半はサプリメント形態と加工食品です。
 米国では1990年に国によって認められた12種の食品群について、疾病リスク低減表示が認められ、1998年には構造/機能表示の制度によってサプリメント形態の食品が認められました。サプリメントについてはその効果が国によって認めたものではないことを表示される必要があります。機能性表示食品はこの米国のサプリメント食品の制度をモデルとして制定されました。表1には現在の機能性表示食品の概略を示しました。生鮮食品としては、ミカン類と大豆もやしの届出が受理されています。

表1 届出が受理された機能性食品(平成30年6月現在)

食品の区分 加工食品
(サプリメント)
加工食品
(その他)
生鮮食品
657 721 15

 機能性表示食品に含まれる主成分は50種以上あります。その中で食品数の多い6種を表2に示しました。このうちの半分は特定保健用食品の有効成分でもあります。リストにはあげなかった成分の中にも特定保健用食品に使われている成分があります。

表2 機能性表示食品の主要な機能成分

成分名 成分名 成分名
難消化デキストリン 40 ルテイン等 30 GABA 28
ビフィズス菌 27 イチョウ葉フラボノイド等 25 DHA,EPA 25

2.大麦の機能性表示食品の現在

 平成29年10月現在における大麦食品の機能性表示食品のうち、本協議会の会員の食品をリストしました。現在、10種の食品の届出が受理されています。食品としては、麦飯、蒸し大麦、麦飯用精麦、シリアル、ホットケーキミックスがあります。通常の大麦製品ではβーグルカン量が表示されているものはほとんどありませんから、βーグルカンの効果を確実にしたい方には利用しやすいと思います。また、その機能は商品によって違いますが、血中コレステロール、とくにLDL-(悪玉)コレステロールを下げる効果と腸内環境を整える効果を表示しているものが多くあります。食後の血糖値が気になる方には、糖の吸収をおだやかにする食品もあります。今後会員企業が新たな商品として届け出る可能性にも期待をしているところです。

表3 本協議会会員企業の機能性表示食品(平成30年6月現在)

商品名 届出者 機能性成分 届出番号 機能性
大麦生活 大麦ごはん 大塚製薬株式会社 大麦βーグルカン A49 糖質の吸収を抑え、血中コレステロールの低下と、おなかの調子を整える
大麦生活 大麦ごはん、和風だし仕立て 大塚製薬株式会社 大麦β-グルカン A50 糖質の吸収を抑え、血中コレステロールの低下と、おなかの調子を整える
大麦効果 株式会社はくばく 大麦βーグルカン A100 コレステロールの低下と、腸内環境の改善
もち麦ごはん 株式会社はくばく 大麦β-グルカン B22 LDL-コレステロールの低下と、腸内環境の改善
もっちり麦 永倉精麦株式会社 大麦βーグルカン A239 LDL-コレステロールの低下と、おなかの調子を整える
もち麦(丸麦)国内産もち大麦 永倉精麦株式会社 大麦βーグルカン B483 LDLコレステロールの低下と、おなかの調子を整える
おいしい雑穀
蒸し大麦
株式会社小倉屋柳本 大麦βーグルカン A302 LDLコレステロールの低下
大麦シリアル5.5 豊橋糧食工業株式会社 大麦βーグルカン B125 LDL-コレステロールの低減と、腸内環境を整える
大麦粉のホットケーキミックス 昭和産業株式会社 大麦βーグルカン B201 糖の吸収をおだやかにする
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