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  • 大麦に含まれるβ-グルカンとは
  • 世界の健康表示からみた大麦の健康効果の評価
  • 大麦の健康機能
  • 1.血中コレステロールを正常化する作用
  • 2.食後血糖値を穏やかにする作用
  • 3.プレバイオティクス効果
  • 4.満腹感の持続作用
  • 5.その他の健康機能、メタボ改善作用

大麦β-グルカンで満腹感の持続

1) 機能性の概要(まとめ)

 大麦β-グルカンは、消化管ホルモンの分泌に影響を与え、満腹感の持続に作用し、食事のエネルギー摂取量を低減させるといわれている。「満腹感の持続」の内訳として、
 (1) 食欲の抑制
 (2) 満腹感の増強
 (3) 空腹感の減少
 (4) エネルギー摂取の抑制
 の効果が得られることが報告されている。

2) 摂取による作用機作

 満腹感を引き起こす要因として、「血糖値の上昇」、「咀嚼」、「胃壁の伸展」、「腸管ホルモン」が挙げられる。腸管ホルモンとは、腸管から分泌されるホルモンの総称で、腸管の動きや満腹感、空腹感に関与することが知られている。β-グルカンの満腹感に関する働きは、腸管ホルモンを通じて発揮されることが明らかになってきており、中でも食欲を抑制する腸管ホルモンであるGLP-1、PYY、PPを増加させ、食欲を促すグレリンを減少させることが分かってきた。

Ⅰ) 大麦β-グルカンと摂食行動抑制の関係

 上記の各種ホルモンに対し、大麦β-グルカンが及ぼす効果には、以下のような報告がある。

  • 大麦β-グルカンを摂取腸内細菌が資化⇒腸内細菌が短鎖脂肪酸(SCFA)を産生⇒小腸内L細胞でのGLP-1&PYY産生を促進⇒摂食行動を抑制。
  • 大麦β-グルカンを摂取⇒腸管PP(パンクレアティクペプチド)増加(H1)⇒IL6(インターロイキン-6)⇒小腸内L細胞でのGLP-1&PYY産生を促進⇒摂食行動を抑制。
  • 大麦β-グルカンを摂取⇒視床下部の弓状核の神経ペプチド(NPY)発現抑制⇒摂食行動を抑制。

Ⅱ) 大麦β-グルカンがホルモンに及ぼす効果

 人や動物によって大麦-β-グルカン摂取によって次のような結果が得られている。

  • 食欲を抑制する血中PYY(ペプチドYY)濃度が上昇
  • 食欲を抑制する血中PP(パンクレアティクペプチド)濃度が上昇
  • 食欲を抑制する血中GLP-1濃度が上昇
  • 食欲を促すグレリン濃度が低下
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